ホラー映画名言集<原文付き> 呪われたケチャップブログ
ホラー映画は実は名言の宝庫である。
私たちが普段触れるようなことのない地獄の深淵で人は何を思うか。
皆が恐れ嘶く魑魅魍魎は標的を震え上がらせるためにどのように語るか。
それはもはや victim(被害者) vs offender(加害者)だけの構図ではない。
その場に居合わせた私たちをも巻き込んだ一大パフォーマンスなのである。
早速みていこう...!
ナンシー:Wherever you go, don't fall asleep. どこに行こうが寝ちゃダメよ。
(フレディが人々を彼らの夢の中で殺していくのだ)
アニー:I'm your number one fan. 私はあなたの1番のファンよ。
(狂ったファンに捕まった人気作家に対する恐怖の一言)
フレディ:I should warn you princess - the first time tends to get a little messy.
お嬢さんに言っておかなければな、初回はどうも乱雑になりやすいんだ。
(前述のフレディが夢の中で人を殺す前に警告)
エリザベス:I've seen enough horror movies to know that any weirdo wearing a mask is never friendly. ホラー映画を十分な数見たから分かるけど、マスクを被ってる変な奴がフレンドリーなことはないわ。
(まさにこの映画の主役のジェイソンも例外ではない)
ストレンジャー・コール
Jill Johnson: You really scared me, if that's what you wanted. Is that what you wanted?
Curt Duncan: No.
Jill Johnson: What do you want?
Curt Duncan: Your blood all over me.
ジル・ジョンソン:驚かしたかったんだったら、十分驚いたわよ。それが望み?
カート:ダンカン:違う。
ジル・ジョンソン:じゃあ何が望みよ。
カート:ダンカン:お前の血を全身に浴びたい。
(ベビーシッターを一人森の中でやっているジルに面識もない男(ダンカン)から恐怖の電話が鳴り響く。)
ブローディ:You're gonna need a bigger boat. お前、もっとでかいボートが必要だぞ。
(サメの出る海でそう忠告していたはずの男は直後に自分が餌食になるとは知る由もない)
レクター:A censor once tried to test me. I ate his liver with fava beans and a nice chianti. 検閲官が私のことを検査しようとしたことがあってな。そら豆と美味しいキャンティ・ワインと一緒に彼の肝をいただいたよ。
(この狂った博士は文字通り食べてしまったのだ)
テキサスチェーンソー
Who will survive and what will be left of them?
誰が生き残って、生き残った人たちには何が残されるだろうか?
(精神的にということであろうか、それとも...)
いかがだっただろうか。
ホラー映画にはドラマがあるのだ。
あなたもあなたなりの名言をホラー映画の中で探してみてはいかがだろうか。
続編お楽しみに...!
Black Summerで英語を学ぼう! 呪われたケチャップブログ
今日は前回のブログで紹介した"Black Summer"の英語を見ていこう。
本ドラマは非常に汚い言葉を使う人物が多いために、難易度が些か高いかもしれない。
母親であるローズさえもFuckと叫ぶ始末である。
(圧倒的に一番汚いのは中年のおやじたちであるが。)
(ダイナーの中でゾンビ達に囲まれ途方にくれる一行)
ウィリアム: Anything that dies turns.* 死んだら何でもゾンビになっちまうんだ。
カーメン:Well, we can't stop people from dying. まあ、人が死ぬのは防げないわよ。
What do we do now? 私たち、これからどうする?
ウィリアム:I don't know. さあな。
I can't think that far ahead now.* そんなに先のことまでは考えられん。
I really don't give a fuck about the world at this point.*
世界なんて今はくそどうでもいいんだ。
You know? わかるか?
I just wanna get back to my family, that's all. 家族の元に帰りたい。それだけだ。
カーメン: So family over humanity?* じゃあ人類より家族を優先するのね。
ウィリアム:Yeah, that's right. ああ、そういうことだ。
*turn:ホラー映画でturnと言えば「ゾンビになること」である。turn into a zombieの略である。ex) Run, he is turning! (逃げて、彼、ゾンビになるわ!)
*think ahead:「先のことを考える」ahead(前に)をイメージすれば分かりやすい。
ex) Thinking ahead tires me. (先のことを考えると疲れるな。)
*give a fuck (shit, damn) about :非常に汚い言葉であるが「〜を気にする」の意味である。主に否定形で使われる。 ex) I don't give a shit about how I look. (俺は外見は気にしない)
*Family over humanity:人類の「上」(over)に家族の存在があるので「〜より大切」ということである。ex) I prefer films over tv shows. (ドラマより映画派だ)
Black Summer レビュー(ネタバレなし)呪われたケチャップブログ
Black Summer (2019)
監督:ジョディー・ビンストック
Netflixオリジナルシリーズの米国ゾンビドラマ。
2019年5月時点ではシーズン1までのみ公開。
総評 ★★★☆☆
概要
突如地球は原因不明のゾンビ達によって襲撃を受ける。人々が混乱で逃げまとう中、ローズは家族と離れ離れになってしまった。周りの人々も次々と死んでゾンビ化をして行く中で、人々の運命は...!
作品の特徴
・非常に単調であり、あまり説明的ではない
・オムニバス形式であり、各グループが合流に至る伏線がよく描けている
・エピソードの途中にチャプター名が出るが、各チャプターの長短のバランスが様々
・各エピソードが突然終わるため、観客のBinge(一気見)欲を駆り立てる
登場人物が絞られているために米国ドラマにありがちな、「この人誰だっけ」の連続には悩まされず、8話と多くないために非常に見やすいドラマとなっている。
私は1夜で全て見てしまうほどの短さであったが、各登場人物が状況をあまり説明せずにオムニバスが進むために集中して見ないと最後に混乱する可能性はある。
全体を通して非常に暗い印象は受けたが、カメラワークなども工夫されており、満足な一本であった。
(おまけ)
キャストインタビュー
Jamie King(ローズ役)「役を意識しなくていいのは分かってたわ。私がローズ自身だったの。」(撮影を終えて飛行機の中で)
※1本目のブログなので方向性が定まってない点はご了承..
はじめまして...!!!
紳士淑女の皆様、いかがお過ごしでしょうか...!!
Cursed Ketchup(呪われたケチャップ)ブログを開設いたします..!.!
このブログでは主にホラー映画やその他、私の興味のあるもの何でも貪り食うつもりです...!!
Hehehehehe
どうぞよろしくお願いします...!!